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監督署には来ないでよ!
監督署はどんなトコ
私は平成14年7月から平成16年3月まで厚生労働省の委嘱により総合労働相談員として金沢労働基準監督署で、来者される相談者(そのほとんどが労働者である)からの相談に応じ労働契約の当事者間で発生する問題の解決のために適切なアドバイスをして、当事者による解決を援助する仕事をしていました。 本来、総合労働相談員は個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律」(紛争解決法)3条の都道府県労働局長は「労働者、求職者又は事業主に対し、・・・情報の提供、相談その他の援助を行うものとする。」と定められており、そのため各都道府県の労働局局長から委嘱されて企画室または各監督署に配置され、労働基準法が定める事項の違反に対する是正指導で解決できない問題(主に民事上の案件)に対する相談助言をする仕事がその主な任務です。一応仕事の趣旨は上のようなことなのですが、ただ、労働者と使用者間に発生する問題はこと個別労働紛争に限られえるわけではありません、労働基準法で解決できることと、紛争解決法による問題とが同時並行的にまたは複合して発生するので、本来労働基準監督官すべき労働基準法違反の相談、その違反申告の受付や各使用者からの届出受付など、委嘱内容とは異なることがそれこそ大挙してやってくるのです。そんな中で驚いてしまつたり、不謹慎にも笑ってしまったことなどを、守秘義務の範囲内でお話して、今後監督署に相談に行こうかと考えている人や、監督暑はどんな仕事をしているのだろうと思っている方のために参考になればと思っています。 まず監督署とはどんなところかその職制から考えて見ましょう。もちろんこの職制は相談員から見たもので監督署の正式な職制とは異なるかもしれません。監督署には一番上に署長がいます、この署長はだいたい退職2年前くらいになるようで、この仕事が終わったら勇退して転出するようです。まあ名誉職みたいなものかもしれませんが、全部の人が成れるものでもないので、やはり能力や向上心(または野心ともいう)のあった人がなれるのでしょう。

金沢総合労働相談コーナー 金沢労働基準監督署では、署長以下、業務課、監督課、安全衛生課、労災課に分かれています。順に簡単に説明すると、業務課は監督署の金庫係のようなものです。小払いの金銭の出納、職員の出欠の管理、雑品の購入、署長への面会の取次ぎなどを行います。署長への面会は業務課長を通すことになっていますが、各種業界規体や企業関係は一度次長のところへ挨拶にいてから署長に回してもらうというルートを取っているようです。 気がついたところでは業務課が一番古き良き役所の風を残す口うるさい部所という感じです。業務課の課長はおばちゃんがなるのですが、これが怖い。 監督課は次長以下監督官たちが労働基準法違反の案件を是正監督するところ、ちなみに金沢では監督課は第1方面から第4方面に分かれていていますが、この方面というのは過去には何らかの意味があったようですが現在は余り意味のない様で監督官のチーム分け方みたいなものです。だから自分の問題は第何方面かを考えて監督署の前に佇んだりしないように。 安全衛生課にいるのは安全衛生専門官という技術職の人たちです、業務災害の発生を未然に防止するのがこの人たちの役目です。業務災害が発生し場合、監督官とともに現場検証をするのもこの人たちの仕事です。 労災課は労災の給付や労働保険の保険料の徴収業務を扱っています。ですから、給付業務担当と徴収業務担当のそれぞれの人がいて、窓口に人が来られても、担当者が他の対応をしている場合など待っていただくことになります。大体こんなものでしょうかあなたがいま抱えている問題はどこら辺に行けば解決しそうですか分かったら監督署へ行ってみましょう。


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